昨日は、設計レクチャー。

投稿日:2018年09月20日

朝4時に起きて羽田に向かい、出題した課題をひとりひとりプレゼンしてもらい、フィードバックをする。最終便にて東京に戻るギリギリまで、伝えられることを搾り出す。そんなことを10年程まえからやっていて、気付けば、全国の工務店さんから設計レクチャーを依頼されることが増え、累計数十社にのぼる。

 

 

当初よりひとつの型式を教えることよりも各人の潜在的な良いところを伸ばし、是正のポイントを言語化して、問題解決をはかるというやり方でアプローチしている。守破離という言葉があるように住宅設計にも基本的に知っておくべきポイントはある。

ただそれを教えることも大事なのだが、常にお客様が求めるものに対して引き出しから問題解決となり得るデザイン=手段を講じるということが当たり前にできている業界というには程遠い。

 

 

参加される工務店さんは常に作り手の考えを優先するプロダクトアウトから本質的な注文=オーダーメイドを一緒に学ぼうとされる同志であり、木造の設計士が減少を辿る昨今、少しでも多くの設計士がお客様に喜ばれることに貢献したいと思うし、お客様に喜ばれることや設計士を育てようという工務店さんに学ぶことがたくさんある。

 

 

 

 

2018.9.20 投稿|