宮城大学の就職支援セミナーでレクチャーしました

投稿日:2018年11月08日

先日大学のキャリア開発室就職支援セミナーとして、レクチャーをしてまいりました。

大学では、一級建築士の取得からの逆算により、木造の住宅課題などは、一年生に一回だけのような状況で、その後図書館とか集合住宅、商業施設、美術館や博物館といった大型の公共建築の課題が専門課程になっていきます。

従って、木の住宅をつくりたい、森のなかの教会や別荘を設計したいといってもなかなか難しいのが現状です。また学生さんは、どういった空間性や現状分析から都市や建築のある問題に着目し、問題解決としてのデザインに没頭するため、なかなかその先にある建築業界に眼を向けることが難しいため、情報が少ないことがわかりました。住宅がやりたい、木造がやりたいという潜在的なニーズがありながらも、設計事務所の門はどうやって叩けばよいのか?ハウスメーカー、工務店と比べて不安定な生活になるのではといった不安があるのがわかりました。弊社としての木造業界の未来を提示し、たくさんの質問もあり充実した時間でした。

今後もより多くの学生さんと話をしたいと思います。

2018.11.8 投稿|