九份と十分 台北

投稿日:2019年02月13日

スタッフの1人が、台北に旅行に行ってきました。

ホテルは、圓山大飯店。夕日が綺麗ですねー。丘の上の立地で、台北市街を見下ろせます。

スタッフは、台北から車で約1時間の九份と十份に行ったようです。私も台北に行きましたが九份と十份はまだ行けてなく、羨ましい限りです笑。

九份は、東洋随一の金鉱があった金瓜石から近く、戦前はゴールドラッシュに沸いたようです。戦後、金鉱は閉山し、街は衰退の一途を辿り、それが幸いし、古き良き時代の雰囲気が手付かずのまま保たれることになったようです。私たちも多くの日本の街並み再生をさせてもらいましたが、美しい街並みが残る原因は世界共通ですね。

映画「悲情都市」や日本では宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のモデルになった街としても有名で、幻想的な風景ななかをノスタルジックな情緒に惹かれて歩いてみたいものです。

写真は昇平戯院という映画館で、金鉱採掘時代の鉱夫たちの娯楽。いいですねー。九份は山の斜面に広がる街なため、坂が多いようで、空間のシークエンスを楽しみたいです。

一方十分は、天燈上げで世界的に有名な平渓線の主要観光地であり、駅周辺には古い歴史的街並みが残っている。

天燈上げとは、お願い事を書いた天燈を気球のように空に打ち上げること。スタッフはどんなお願いをしてきたのか気になるところです笑。伝承では三国時代に諸葛孔明が軍に包囲された際に、紙を貼った大型の籠を外部に救援を要請したのがはじまりという壮大な歴史にも触れてきたようです。旅って、それぞれの想いは無限なところが良いですよね。

2019.2.13 投稿|