開催日 : 2014.3.8(土)
会場 : rengoDMS hall
仲正昌樹氏による、講演会を企画いたしました。
お申し込みはメールにて承りますので、下記予約内容をご確認ください。
■タイトル 現代思想における若者的主体像の変容
豊かな生活と盤石な社会構造を信じて「永遠の今」を明るく飛翔する主体としての逃走論から、明日をも知れない「今」の不安からの脱出を求めてネットに浮遊する孤独な主体――逃走する主体はなぜ繋がりを求めてネットに籠る主体へと変容してしまったのだろうか、80年代以降の思想的変遷史を仲正昌樹が解き明かす。
■参考文献
浅田彰『逃走論』
東浩紀『動物化するポストモダン』
千葉雅也『動き過ぎては行けない』
宮台真司『終わりなき日常をいきろ』
他
cameraworks by Takewaki
rengoDMS ギャラリーにて
講 師:仲正昌樹
主 催:rengoDMS -連合設計社市谷建築事務所
協 賛:明月堂書店
受講料:500円
時 間:開場17:45 講義18:00-20:00
ところ:rengoDMSホール / 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-13-7 (googleマップ)
予 約:メールにて下記内容を明記の上事務局までご連絡ください。
・お名前
・メールアドレス
・当日のご連絡先
rengoDMS特別企画事務局 E-Mail: rengodms@gmail.com
※弊社からの受付番号のご返信をもって、予約完了となります。
※お電話でのお問い合わせ並びに申し込みはできません。
※お支払いは当日受付にて。
■仲正昌樹(なかまさ まさき)
1963年、広島県生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、西洋古典研究、法哲学、政治思想史。分かりやすく古典を読み解くことで定評がある。また、最近は、『複製技術の演劇――パサージュⅢ』(あごうさとし作・演出)などで、ドラマトゥルクを担当し、演劇を通じて現代思想を紹介している。
主な著作に『集中講義! アメリカ現代思想』(NHKブックス)、『今こそアーレントを読み直す』(講談社現代新書)、『いまこそロールズに学べ』(春秋社)、『カール・シュミット入門講義』(作品社)、『〈ネ申〉の民主主義』(明月堂書店)など多数。
■rengoDMS/連合設計社市谷建築事務所
1957年、4人の建築家により設立。
創設者のひとりが作家・壺井栄氏に育てられた縁で、
文学者、映画監督、画家、俳優などが訪れ、多くの交流を育んできた。
常にデザインの第一線を走り続け、グッドデザイン賞をはじめ多数の受賞歴を持つ。
2007年、50周年を機に「rengoDMS」名義での活動を開始。
社屋を改装し、ギャラリー、ホール、キッチンスタジオを増設。
映画やドラマ、モデル写真の撮影、パリの世界的なブランドの発表会、哲学者、
社会学者の勉強会など、ジャンルを超えた多様な交流と活動を精力的に展開している。