空間と「できごと」〜レンタルスペースについて

投稿日：2012年10月02日

白より白い空気の中で、映画のワンシーンのように

rengoDMSは、自社スタジオの中でレンタルスペースを運営し、
TV、広告、雑誌の撮影や、レクチャー、展示会など、
多岐にわたる用途で、さまざまなお客様にご利用いただいています。

しかし、この空間は、いわゆる「貸しギャラリー」ではありません。

私たちは、建築空間を構築することと同じくらい、
その空間の中でエキサイティングなエンターテインメントや
躍動感のあるイベントが生まれる瞬間が、
創造的なものだと感じています。

訪れる人が、高揚感・期待感・遊び心を持って関わることで、
建築空間は、「招く」場としての輝きを宿します。
私たちは、「招く」場から生まれる感動や興奮を
少しでも多くの方と共有したいと考えています。
また、空間のつくり手である私たち自身も、
「招く」というカルチャーを育て、
デザインに活かしていこうと試行錯誤を重ねています。

つまり、このレンタルスペースをひとつのメディア（媒介）に、
空間と「できごと」が刺激し合い、価値を高め合うことが、
私たちの目的なのです。

「できごと」の可能性を広げる充実した空間

さて、レンタルスペースについて詳しくご紹介させていただきましょう。
まず、エントランスギャラリーから入ると、
3800cm×1300cmの大きなオープンキッチンを擁する
スタジオ＋ホールが広がります。

パウダールームを兼ね備えたレストルームや
クロークの空間の連続感にも気を配りました。
壁面そのものがホワイトボードになっているレクチャールームは、
「講師と受講者の距離が近く、また講義する人の考えが、
　壁面いっぱいに拡がっていく」と評判のアイデア。
アメリカの大学講義を想わせるようなタブレット付きの椅子もポイントです。

ここに招かれた人、一人ひとりの体験を、
もっとエキサイティングで価値のあるものにできたら…
それは建築家として、デザイナーとして、この上ない喜びです。

rengoDMS レンタルスペース活用例のご紹介

1. 撮影